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梅毒検査で陽性!治療内容と期間の記録

梅毒になって泣ける

2021年7月某日… ぼくは… 死んだ。

 

前回の記事:性器ヘルペスになりました。

 

ペニスの根元の部分(睾丸部分)にボツボツ(潰瘍)ができて、
あまりに新感覚だったので気になって性感染症の専門医院にかかりました。

 

 

「性器ヘルペス」の可能性を診断いただき、5日間飲み薬を服用しました。
しかし、それでも睾丸のボツボツは治まらず。
(性器ヘルペスの場合は、5日間の飲み薬で症状緩和するのが殆どみたいです。)

 

で、
再度受診して今度は梅毒の血液検査を受けました。
結果は数日後、ということでしたが…

 

検査して3日ほどたってクリニックから電話あり、
「陽性でしたので、来院してください」との連絡あり。

 

いってきました。

 

梅毒検査で陽性

以下が検査結果です。
梅毒検査の結果
梅毒の検査は、採血して行います。
(採血しての性病検査では他にHIVができますが、保険適用の為今回は梅毒のみ検査となっています。)

 

数値的には少ないですが、梅毒の陽性反応がでている、とのことです。
(数値少なくとも陽性だったら、アウトです…)

 

梅毒の治療内容と飲み薬

これからペニシリン系の飲み薬を飲んで治療します。

 

性器ヘルペスの可能性も引き続きあるので、そちらの薬も同時に飲んでいきます。

 

今回の通院で先生に2017年にペニスに出現したボツボツをみてもらったところ、
「そちらは性器ヘルペスの症状じゃないか」、とのことでした。

 

以下の症状です。(2017年11月頃の写真です)
性器ヘルペスらしきもの
これは、他のクリニックにかかり軟膏を塗っていたらおさまりました。

 

これが梅毒の症状だったらやばいな!と思いましたが、
さすがに3年たっているのでそれは違う可能性が高いとのことで。
(3年間の自己の行いを、残りの人生全てをかけて懺悔することになりかねませんでした。)

 

以下、今回いただいた梅毒治療の飲み薬です。
梅毒飲み薬 治療
ペニシリン系の「アモキシシリン」という飲み薬ですね。
毎食後、1日3回2錠ずつ服用します。

 

梅毒飲み薬 治療
飲み薬を飲んだあと、副作用として発熱することがあるようです。
(ウイルスを排除する際に熱を出すみたいです。)

 

このコロナ禍の時期に発熱もなかなか厳しいですが、これも因果応報。万物流転。
自業自得なのでなんとか耐えていきたいと思います。

 

梅毒治療、今後は…

思えば、一昨日から足の付け根が痛かったんですよね。
昨晩はかなり痛くて辛かった…

 

もしかしたらこれが梅毒の初期症状??と思って先生に聞いたのですが、「それは関係ない」とのこと。
(リンパが腫れるみたいなんで、それかもしれないですが。)

 

なんにせよ、今後飲み薬で治療です。

 

梅毒の治療は1ヶ月単位で行うようで、ひとまず来週再び状況確認で通院です。

 

色々ネット情報を調べたところ、梅毒の治癒判断までに半年間を要するようです。
大変な期間となりますが、なんとか乗り切りたいです。

 

 

「私が梅毒にかかっている間に、誰かに移してしまっていないか…??

 

それが一番心配です。

 

現時点での見通しだと、性交チャンスがあまりなかったので、大事には至らない可能性を感じていますが…」

 

人生、一寸先は闇。

 

勝負は時の運。
闘い続ければいつか、負ける時はやってくる。

 

わかっちゃいるけど... 今は涙がとまりません…

 

(進捗はまた追記します。)

 

投薬治療の記録

と、いうわけで… 梅毒の飲み薬治療を開始しました。

 

薬の副作用で発熱することもあるそうです。
(ペニシリン成分がウイルスを攻撃した際に熱を発するそう)

 

以下、現時点での状況です。

 

  • 投薬開始1日目:薬飲みだして、夜には頭が熱くボーっとする。これが発熱副作用かな?
  • 投薬開始2日目:足の付け根が痛かったのが、少し緩和された風。やはりリンパが腫れて痛かったのかな?睾丸の潰瘍は少し荒れが引いたか??
  • 投薬開始3日目:特に変化なし。頭がぼーっとする副作用は落ち着いてきた。あんまり変わらない。
  •  

  • 投薬開始5日目:梅毒初期症状の潰瘍が、緩和してきた。
  • 以下、潰瘍部分です。
    梅毒 初期症状患部
    膿んでる状態です。ただ、痛みかゆみは殆ど無いです。

     

    亀頭下の切れやすい部分も、少しは良くなってきました。
    亀頭下
    上記の赤くなっている部分の包皮が切れています。特にプレイをしたわけではないですが。
    包茎手術の失敗により皮が切れやすくなったのですが、今回の梅毒初期症状でこの部分もより切れやすくなったようです。
    投薬5日で少しはこの部分も緩和されてる印象です。

     

  • 投薬開始7日目:再びクリニックを受診
  • 患部の潰瘍を先生に診てもらう。
    皮膚が再生されてきてよくなっているのを確認。

     

    引き続き同じペニシリン系飲み薬を、3週間分だしてもらって飲み切ってから再度受診して検査という流れになりそう。

     

     

    1911年、野口英世により 「病原性梅毒スピロヘータの純培養に成功」
    1913年 梅毒スピロヘータを進行性麻痺・脊髄癆の患者の脳病理組織において確認し、この病気が梅毒の進行した形であることを証明。生理疾患と精神疾患の同質性を初めて示す。
    野口英世
    野口英世先生

     

    1928年、イギリスのアレキサンダー・フレミングによりペニシリンが発明される。
    アレキサンダーフレミング
    アレキサンダー・フレミング医師

     

    ペニシリンの発明により、第二次世界大戦で多くの戦傷兵が助かったとのこと。
    そして、ペニシリンは梅毒の治療にも効果を発揮。

     

    多くの梅毒患者の命を救う救世主となった…

     

    私も…  野口英世先生とフレミング先生によって、生かされています。
    命の恩人です。

     

     

    もちろん、私の主治医である新宿さくらクリニックの先生にも感謝しています。

     

    治療は、続きます。

     

  • 投薬開始11日目:梅毒初期症状の潰瘍が、かなり改善
  • 飲み薬を飲みだして11日目です。
    睾丸にできていた潰瘍が、かなり改善されて治ってきています。

     

    以下、正面からの患部です。
    梅毒 潰瘍
    (肉棒部分の皮がキツキツなのは、包茎手術の影響です。)

     

    患部のアップです。
    梅毒 潰瘍 アップ
    3か所ある潰瘍が、かなり回復しているのがわかります。

    (ただこの初期潰瘍は、ほっといても潰瘍自体は治ると文献にあります。梅毒ウイルス自体を体内から排除することが必要です)

     

  • 投薬開始15日目:梅毒初期症状の潰瘍が、殆ど治ったような
  • 睾丸の潰瘍は、ほぼ治りました。皮膚の跡が白くはなってますが。
    あと2週間強の飲み薬を飲んで、その後数日あけて再診してもらいます。

     

    潰瘍が治ってきても、梅毒のウイルスを体内から排除するまで投薬は続きます。

     

  • 投薬開始17日目:梅毒初期症状の潰瘍は、硬性下疳のようになってます。
  • 睾丸にできた3つの潰瘍ですが、傷としてはほぼ治り、一番デカい潰瘍が「硬性下疳」的なしこりが残った状態になりました。
    梅毒初期の硬性下疳は、自然に治まるそうです。

     

    潰瘍部分から常時、微量ながら膿が流れて汚い状態は脱しました。

     

  • 投薬開始28日目:4週間の投薬が終了
  • 薬を飲み切りました。

     

  • 治療開始から一か月強の8月某日:再検査
  • ペニシリン系の抗生物質を飲み切り、一週間程度経過した後にクリニックで再検査となりました。
    再び採血して、検査センターに送って結果を待ちます。
    結果は、一週間後とのこと。

     

  • 投薬開始43日目:一旦の治療完了。だが…
  • 以下、一週間前くらいに採血検査した結果です。
    梅毒 再検査 結果
    RPR法での測定値が「1.0未満」で、梅毒菌は現時点では体内にいなくなったと判断できる状況とのこと。

     

    TP抗体法の測定値は「27.4」となっており、
    これは梅毒に感染するとできる抗体値なので、今後もあり続けるとのこと。

    TP抗体法の測定値は、今後も徐々に上がっていって、100くらいまで上がって安定する傾向とのことです。
    梅毒に再感染するとこの値が急上昇するとのこと。

     

    このTP抗体法の数値があることで、梅毒感染者は献血できないんだと思います。

     

    今後は、
    3か月に一度TP抗体法の数値を検査していき、
    1年くらい問題なければ卒業、という流れになりました。

     

    何はともあれ、梅毒の治療一旦完了となりました。
    ふぅ…

 

梅毒経験者は、献血ができない…

梅毒にかかってしまった私は、この先一生献血ができません。

 

献血をご遠慮いただく場合(主なもの)
「梅毒、C型肝炎、又はマラリアにかかったことがある方」

 

日本赤十字社のサイト:https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/tokyo/donation/m2_01_01_index2.html

「梅毒に一度かかるとTP抗体法の検査はずっと陽性になる」とのことです。
一生、TP抗体法の検査は陽性です。
それで献血できないんだと思います。

 

私は… もぅ(一部)社会の役に立てなくなりました…

 

お母さん、ごめんなさい。

 

引退します

今回、初めて梅毒に感染しました。

 

正直、これまでの人生で目立った性感染症にかかったことがありませんでした。
初めての敗戦です。

 

私は、この不特定多数の対戦相手と試合し続ける螺旋階段から、引退します。

 

チャンピオンは一度の敗戦で、引退を決意するもの。
闘い続けた私のポニョは、傷物になってしまいました。

 

包茎手術をしてムキムキおティンコにはなったんですが、包皮が切れやすい傷物になり、
今回の梅毒で献血もできないお嫁にいけない体になってしまいました…。

 

私は、負けました。引退します。

 

 

私はここに、高らかに敗北を宣言する!

 

長らくのご愛顧、ありがとうございました。
あなたの性生活に幸あれ!


梅毒の治療に関して【早期発見早期駆除が大事】

風俗嬢 プレイ

と、言うわけで私の梅毒治療は一旦の完了を経たのですが、
(今後は経過観察をしていきますが、基本的な治療は完了。)
あるよもやま話を聞きました。

 

「〇〇〇(某知人風俗嬢)は、梅毒かかって半年かかったらしいよ。」

とのこと。

 

ほほう… わかっちゃいたけど、風俗嬢は大変ですね。

 

梅毒は男は比較的初期段階で症状がでるので判明しやすいのですが、
(私の場合も感染初期にタマタマに潰瘍できて判明)
女性は初期段階だと症状出にくくて判明しにくく、そのまま悪化して次の段階「第二期」に移行することが多いようです。

 

いわゆる「梅毒性バラ疹」です。

 

「梅毒性バラ疹」は、体幹を中心に顔面や四肢、足底や手掌に赤い発疹ができる症状です。
第二期(感染後から概ね3ヶ月以上経過した時期)となります。

 

この第二期になると、治療完了までにさらに長引くことが予想されます。

 

おそらく件の某知人風俗嬢も、この段階で半年間の投薬となったのだと予想します。

 

 

ということは…
その間、より多くの同胞たちに梅毒菌をばらまいていた可能性も…

 

早期発見、早期駆除ですね。

 


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